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今さら聞けない”GitHub採用”におけるエンジニア採用の効果と注意点 (前編:事例紹介編)

今さら聞けない”GitHub採用”におけるエンジニア採用の効果と注意点 (前編:事例紹介編)

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こんにちは。codecheckチームの新田です。
エンジニア採用において、「いかに優秀なエンジニアと出会えるか」「エンジニアのスキルをどう見抜くか」といった部分で頭を悩ませている人事の方も多いのではないでしょうか。

いくつかのITベンチャー企業で、エンジニアのより効率的な採用手段の一つとして、最近では「GitHub採用」という言葉を耳にする機会も増えてきました。

そこで今回は前編として、GitやGitHubについて及びGitHub採用とはそもそも何かについてを整理し、後日公開の後編では、GitHub採用導入のメリットデメリットについて、ご紹介したいと思います。

今さら聞けないGit(ギット)? GitHub(ギットハブ)?

そもそもGitとGitHubの違いって皆さんご存じですか?
「実はあまり知らなかった!」という方も多いようですので、まずはGitとGitHubについてそれぞれご説明します。

Gitとは

Git(ギット)とは、プログラムソースなどの変更履歴を管理する分散型のバージョン管理システムのことです。

と、言ってもわかりづらいかもしれないので、これからPPTである一つの発表資料をAさんとBさんで作成する場面を用いて説明します。

まず、Aさんが大枠のマスターや全体構成の作成、及び詳細のスライド作成をして、あるフォルダ内に保存をしました。そしてAさんは「このフォルダに保存してある資料には補足資料が必要だから、数字の裏付けのスライドを追加して上書き保存しておいて」と、Bさんにスライドの追加作成を依頼しました。

BさんはAさんに依頼された数値の裏付けのスライドを追加しました。しかし、Aさんの構成が気に食わなかったので、全体の構成を変更して上書き保存をしました。

しかし、Aさんも「全体構成を変えよう」と考え、AさんはBさんに依頼している最中に自分でも全体構成を変更して再び保存をしました。

するとどうでしょう。Bさんが保存した内容は消えてしまい、Bさんはまた一から資料を作り直さなければなりません。

これが、一つの資料を同じ保存先で同時に複数人で管理する「集中型バージョン管理システム」です。

一方Gitでは資料データと編集ログを互いに「複製」しながら、編集することが出来ます。
そして、ファイルそのものではなく、編集ログ(何をどのように変更したのか)を上書き保存することでファイルの内容を更新します。

そのため、たとえ複数人で同時編集をしていたとしても、変更内容を参照することで、変更の整合性を保つことが出来るので、チームでソフトウェアを開発する際に、導入が主流となっています。

また、コミット、マージ、プル、プッシュなどという言葉を耳にする方も多いかもしれませんが、これらはこの作業をコマンドラインツール上で実施するための「Gitコマンド」といわれているものです。

GitHubとは

GitHub(ギットハブ)は、このGit(分散型バージョン管理)の仕組みを利用して、ソースコードを共有することができるホスティングサービスです。

驚くべきことに、ソース・コードを「公開」すれば誰でも無料で、利用をすることができます。(勿論、利用料金を払えば非公開にも設定することが出来ます)

またソース・コードのホスティングだけではなく、SNSなどの機能も備えており、エンジニア同士のコミュニケーションも取ることができたり、issue(イシュー)と呼ばれるチケット管理機能がついており、タスク管理やチーム開発に優れた機能を持っていることから人気を集めています。

GitとGitHubの違いについて、もっと知りたい方は
「そもそもGitって何?」、「GitとGitHubは何が違うの?」にシンプルに答えるよ
の記事等も参考にされると、わかりやすいかもしれません。
 

GitHub採用とは

GitHubでは、今説明をしたように

「ソース・コードを公開すれば誰でも無料で利用をすることが出来る」

ことから、外部に公開してもよいと思っている、趣味で自分自身が開発したソース・コードを公開したり、なかには他人が開発しているもの、オープンソースプロジェクトのお手伝いや作業をしている人もいたりします。

この、開発者が個人で利用しているGitHubのアカウントを自社の求職者に提出していただき、個人が実施している趣味や関わっているものを、職務経歴や履歴書とほぼ同じように扱い、エンジニア採用や面接を実施するのが「GitHub採用」です。

なかには、自社へのエントリーに細かい個人情報やESの提出を必要とせず、GitHubのアカウントのみで面接を実施する企業もあります。

導入企業(事例)の紹介

メルカリ

必要なのはGitHubのみ!メルカリは新卒採用もアウトプットで評価します!
引用)https://www.wantedly.com/projects/53111

 

デザインワンジャパン

GitHub採用のご案内
引用)https://www.designone.jp/recruit/info/github/

 

データセクション

GitHub採用(新卒)
引用)http://www.datasection.co.jp/recruit/new-graduate-github

 

ソニックムーブ

応募フォーム(GitHub採用)
引用)https://www.sonicmoov.com/entry-github/

 

タイレルシステムズ

Github採用 スタートです!
引用)https://www.tyrellsys.com/news/github20161011/

ご覧の通り、新卒や中途採用に関わらず、エンジニアの技術をベースとした採用が主流となっている中で、多くの企業がこの「GitHub採用」を現在取り入れております。

また、これらの専用ページを設けなかったとしても、採用時において「GitHubアカウントの提出」を求め、内容によって選考内容をアレンジする、といった事実上のGitHub採用に取り組んでいる企業様も多いようです。

しかし、近年GitHub採用においては賛否両論がささやかれるようになっています。
そこで次回は、このGitHub採用のメリットデメリット等の詳細についてご紹介したいと思います。

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新田 章太

新田 章太

2012年3月に筑波大学理工学群社会工学類経営工学主専攻卒業。 現在、株式会社ギブリー取締役を務めています。 おもに、codecheckやCODEPREPといった、エンジニアの成長支援事業の統括、及び自社サービスプロダクト推進室の責任者として活動をしております。